明治時代の学者・官僚の西周の日記を読んでいるが、その明治二十二年三月三日の記事に「シャクラー」の文字が。

厚生館は明治会堂( ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8 )のことらしい。3月3日には松旭斎天一の一座が公演を打っている(藤山新太郎『天一一代: 明治のスーパーマジシャン』NTT出版, 2012のp284)ので、それを見に行っているらしい(周本人は行ってないが)。

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当時、ジャグラー操一( ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B )の名前で活動している奇術士がいて、どうも天一よりも先に名を売っているらしいので、天一に対しても「ジャグラー」と呼んでいるという事情なんだろうか。

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ちなみにこの日記はかなり面白くて、明治二十年の記事では家で女性たちが「狐狗狸戯」をしている様子が記されている。コックリさん。西周は「其動クコト不可思議ナリ」と書いている。
コックリさんはちょうどこの頃流行りだしたらしい。井上円了が同じ年の文章で「コックリのはじめて俗間に行われたるは両三年以来のこと」と書いている。( aozora.gr.jp/cards/001021/file
円了の文を読むと、当時のコックリさんの様子も分かるが、コインを使うのではなく、竹串と飯櫃の蓋などでやったらしい。

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ジャグリング丼

ジャグリングに興味ある人が集まって、わちゃわちゃできたらいいなって思って。