九月から
デジタルアーカイブで公開されている史料を材料につかった近世古文書学のnoteみたいなのをつくりたい。
noteの記事は動的な(?)更新に適さないので、同内容をScrapboxにあげてストックかつ公開して逐次更新しつつ、まとまった量の更新がたまったらnoteで記事自体の更新をする、みたいな運用を想像している。
別にnoteでなくてもよいけど、更新しやすいしアクセスしやすい媒体として。
「古文書学」という学問自体が、特に近世史については絶望的に流行っていなくて、担い手も多分まったくいない。
いま国の法律や政策もあって、各機関がデジタルで史料を公開しまくっているが、
そもそもくずし字が読み取れない、という課題の他に、実は、史料の属性などを把握していないと情報を活用しようがないという問題がある。くずし字はなんだかんだで色んな取り組みがあるが、後者の問題は全く課題としても浮上していない。
大量に公開されたデジタル史料は、専門家以外にはほとんど活用できない。ここでの「専門家」はかなり狭い意味で、たとえば僕は近世前期の専門家だけど、中世の史料は改めて勉強しないとほぼ活用できない。近世(江戸時代)に関しては勉強する方法もあんまりなくて、職人技に近い状況。大問題。
これを解決するために「デジタル史料活用のための古文書学講座」みたいなnoteが必要。