「先日その従兄弟が、本が読めるようになって自分には未来と過去ができた、と言っていた。かつてやんちゃだった時期には、自分には現在しかなくて、ただそのときだけで行動していて、何も計画性がなかったという。読書をするようになって、計画ができるようになった。生活を組み立てるようになった。前のことをふまえ、先のことを考えるようになった。これは本当に大きな違いで、だから、刑務所に入った人にはとにかく本を読ませるべきだと思う、と言っていた。他の何より読書が効果があるだろうと。」
「いい話だなあ、と思った。だが、従兄弟はまた、僕と話が合うようになっていく過程で、地元のマイルドヤンキー的な友達の中で浮いてしまい、乗れなくなっていった寂しさもときどき語る。」
https://note.com/masayachiba/n/n5d3842b9c9b5
「さわる」ことの意味とかジャグリング的経験の本質とか、こういう面から考えたいよな。
触覚研究と読書についての考察が交わっているところ、どこ。