素人に歌を歌わせる「のど自慢」ってわりとすごいよな、と思ったら、1946年に始まった番組だったし、プロデューサーが丸山真男の兄(鐵男)だったし、なんかすごいな。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b243687.html「『のど自慢』に出たがる大衆を、歌の上手下手にかかわらずラジオに登場させる。人間の勘違いや気取り、しょい込みなどがそのまま表現され、それを見る人はなんともいえない気恥ずかしさと滑稽さを感じる。そして鐘が鳴る。そこには放送局の下手な演出がない。つまり戦前の鐵雄が忌み嫌った「指導性」が存在していない。大衆が見たがるものを提供しているのは、大衆自身である。ここに「大衆性」に依拠した鐵雄の番組論のひとつの帰結があった。」
特権的な審査員がいて、鐘を鳴らす形で評価を下す。という構造に戦後日本の限界みたいなものがあらわれているよな。
ジャグリングに興味ある人が集まって、わちゃわちゃできたらいいなって思って。