年々時間の感覚がなくなっていってよろしくない。
今年は短かったような気もするが、六月とかははるか昔という感じもする。日記などをつけないと区切りははっきりしなくてよくないのかもしれない。

多少は一年の振り返りでもしたい。
1月
年度末までは教務補佐員で研究室勤務なので、四日から勤務。やまかみさんの練習会開始がたしかこのころ?桂に練習にいっている。年末あたりから有栖川有栖にちょっとハマって読んでいた。

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2月
彼女が半月強ほど帰国。東京の研究会で報告(2/3)して、おじさんに非論理的な詰め方をされ非常に不快。批判自体は支離滅裂だったが、内容が十分に詰めきれていなかった点はたしかだったので、報告内容はお蔵入り(1月はわりとこの準備で忙殺されていた)。香川でイベントに参加、ほっしぃと会うなど。直後に研究と関係のない用事があったのはわりと良かった気がする。なんやかやでJUGGZINEのnoteを落としていて申し訳ない。

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3月
JUGGZINE合宿(3/2-3)。どうもジャグリングと離れ気味で十分に身に入らない感じではあったけど、それくらいで許される空気感が良いよね、という感じ。寺に行ったのも含めて良かった。寺とかに行ったときに「専門家」っぽい振る舞いが試されるような、それをすると嫌われるような、なんか難しい。
京都の某所から先生を通じて公募を受けないかとの連絡があり、面接。ほぼ内々での採用決定枠だという話だったが、実は複数人に声をかけており、落ちるという話に。めちゃくちゃ行きたいでもないが、せっかくの機会だからと覚悟したのに行かないということで、何がなにやら。先生にむしろ申し訳ない感じ。意味もなくダメージがあり、嫌な件である。
レイチェル宅でのご飯会(3/10)、いまひとつこういう場のふるまいも不明。新しい家での生活だ~という感じでどうも不思議でしかなく、よくわからない。幸せそうでよいこと。
6月の大会報告に向けての準備が始まり、わりとそれに時間と気持ちがあ取られていた時期のはず。準備会が3/31。3/29で補佐員の仕事は終了。研究室に明確な席と役割がなくなるということで、若干さびしくはある。

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4月
補佐員の毎日の仕事がなくなり、生活がまた若干不規則気味に。今年度からは芸大での事務担当非常勤講師。雑用担当ということで、諸々仕事はありつつ、そんなに忙しくはない。大学側としては必要なんだろうが、こちらとしてもわりとありがたい立場。授業補佐もオンラインなので、土日がつぶれはするが大変ではない。
学振の書類関係でごたつき、かなり先生・大学関係に迷惑をかけることに。事務関係はだいぶ慣れてきたと思っていたがなかなかまだ読めない部分があるっぽい。むずい。結局4月中はこれ関係に相当に時間をかけ、大会の準備も不十分なままだった。
大学院には新しいメンバーも参加。研究室関係の雰囲気も少し変わるなど。研究室でのOBの扱い方に問題があったので、提起して若干の制度改正をしてもらうなどのこともあった。
二本目の論文が『国語国文』に載る。いままで関わりのなかった京大の国文学系の人ともごく細いがつながりができる。彼女も初論文が出て、今思うと良い年度のスタートだったのかも。
このあたりで森博嗣を少し読んだりしていた(遡って三月には三体を読んでいた。)。

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5月
学振書類のゴタゴタ云々は、最終的にはこのGW前後で一番のピーク。結構疲弊した。一応GWは帰省してもいる。あと彼女がキョウトグラフィの台湾の写真家の展覧会のバイトをしていたので見に行った。非常勤先の大学の卒論演習などもはじまる。
関学の非常勤の授業も本格的に開始。最初はわりと緊張していてだめだった。変に塾の経験があるので、大学生向けの講義の感じがわからなかった。一年でやっと慣れた。帰りにあまのジャグにも寄れたのは良かった。もっと何回も寄れたら良かったと思う。
半ばころには東京に史料調査。上野・熊谷・行田などに行った。
研究室の人とミステリ談義で盛り上がり(これは前年から)、島田荘司を読んだりなどもした。

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6月
月末に大会報告があるので、本格的にそれに向き合う。第二回準備回が6/1だった。JUGGZINEの会議もこの月に何度かやっていて、なかなかなかなか。京大での授業も二回あった(これは半分大会の準備を兼ねてやった)。WJDにも一応行っているが、正直心ここにあらずだった感は否めない。
研究を進めないといけない時期は、時間は無いけど本は読みたい感じにはなって、結局薄い新書とかを読むことになる。岩尾俊兵は面白かった。報告を通じて、「社会との関係」みたいな論点に関心があることが見えてきたような気はしていて、それがJUGGZINEの原稿にも反映されたんだろうなという気はしている。逆かもしれない。

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7月
彼女がインドネシアの国際学会に報告に行く(すごい)。僕はサマーセミナーなるイベントが千葉であったので、それに参加するなど。
宮田さんのインタビューもこの月で、そのまま文字起こしへ。JUGGZINEの原稿作成を本格進めたのもこの月のはず。なんだかんだでかなりバタバタ。
宇野重規の本を何冊か読み、保守とリベラルについて考えるなどもした。

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8月
引き続きJUGGZINEの月。正直かなりぎりぎりだった感じがする。間に合って良かったが、全然余裕がないのはよろしくない。
ジャグリングWSもこの月にやっている。ああいうイベント自体はたくさんあったら楽しいんだけどな。
二人で岐阜に行き、両親と会うイベント。滞り無く済んだけどどうも実感がない。自分の家は厳格でなさすぎるきらいがある。自分もそうなのだが。儒教が礼が大事だとかいうのは、自身の生活と生き様を反面教師的に良く理解できるところではある。だから厳しくしたいというのも違うのだが、どこかで痛いしっぺ返しをくらいそうな気もして恐れているところがある。岐阜を自転車で観光するなどしたが、暑かった。
JUGGZINE編集をはさみつつ、古文書合宿で滋賀へ。本当にばたばた。
実は大会報告の原稿提出がこの月の月末。若干融通を聞かせてもらって提出へ。
こんな合間にも一応小市民シリーズを再読したりしている。(アニメもやってた)

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9月
前半には高知県史で高知へ。本当はしばらく前から滞在の予定だったが、原稿が間に合わなかったので取りやめ。高知ではなぜか高知の学部生にくずし字などを教える係などを割り当てられるなど。まぁ文書を読んで整理するのは楽しくはある。院生たちとカラオケに行って深夜まで過ごすなどもあった。20代前半の人らとカラオケの定番曲が大して変わらないのは何故なのか。
高知後はすぐにJJF。ボール動画を断ったのは若干の後悔ではあるが、する技がないのも事実。楽しいんだけどあんまり居場所がない感じは否めないな。飲み会後、森くんとカラオケの一室で雑魚寝。こんなことをこの歳になってするとは思わなかった。飲み会で中西と騒いだのはやっぱり良くなかったんじゃないかと思っている。
この月はもう一度岐阜に帰省。母の知り合いの家の蔵の文書を見せてもらい、整理を行うことに。祖父の縁でもあり、いろいろとありがたいこと。
月末には史料講読ガイダンスなるオンライン授業もした。これは結構手応えがあった。

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10月
前月末の就職祝賀会で、先輩(韓国の留学生)の就職(いままで韓国に帰ってたけど、今年度から日本で就職した)を祝う会があり、三次会でパブまで付き合ったのだけど、その後しばらくしてから発熱。二度目のコロナ。三次会は先輩と先生の三人で、後で聞いたら先生はその前後に若干調子が悪かったらしいので多分三次会で周りの人にうつされたんだろう。一回目よりだいぶ楽で良かったには良かったが、そろそろ博士論文完成に向かって本腰いれようという時期だったので、結構しんどかった。あんまり読書がはかどるという感じもなく、ただだらだらしていただけな気がする。良くない。Audibleで本を聞いていた時期だったかも。
とはいえ一週間くらいで復帰して、半ばには日本史系の学会にも一応参加。仕事関係をこの月になんとか終わらせて、来月からは博論のみに集中しようという感じでスケジュールを組み立てていた時期。これももうだいぶ前な気もしているんだが、2ヶ月前でしかないのか。

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11月
ひたすら博論。仕事などは基本的に断れるものは断って、基本毎日研究室で執筆。12/4の提出に向けて、考えて、書いて、直しての繰り返し。
とはいえ11/10には賞の授賞式が東京であったので、スーツで出向く必要があった。意外にも大家の先生に論文を褒められ、ちょっとびっくりする。なぜか意外と名前が知られているらしい。変な方向でないとよいのだが。心当たりがなさすぎて良くわからない。
11/19は研究室旅行(日帰り)。行く必要もないのだが、行き先が岐阜市内だったので、一応行って、そのまま帰省する。というか帰省して、家から旅行に参加した。岐阜公園などの見慣れた場所をなぜか研究室の人らと歩く。まぁこれはこれで悪くない。良い息抜きになったという感じだろうか。
卒論・修論シーズンでもあるので、学内研究会での卒論・修論構想報告などを聞き、アドバイスもする。自分の博論もあるのに、みたいなことも言われるけど、人のへコメントするのは頭が整理されて良い気がする。疲れるのは確かだが。

12月
正直間に合わない可能性もあると思っていたが、どうにか間に合ったので、提出(12/4)。
お祝いに、とかでうなぎを食べたり、夜の紅葉を見に行ったりなどする。
シンポジウムに参加して、退官した元指導教員に博論提出の挨拶などもする。こういうときの適切な礼儀もよくわからない。
あとはフラトレスをみたり、玉大会の審査員をしたり、科研の懇親会に参加したり、などなど。さすがに最近すぎるな。科研の懇親会では先斗町のバーに連れて行かれてハードリカーをおごられたが、やっぱり翌日から胃があんまり調子が良くなくてだめだった。あと学内政治の話ばっかりする先生方は別に嫌いではないが、飲んで楽しい相手な気はしない・・・

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総じて思ったより一年でいろんなことをしているのかもしれない。それがちゃんと次につながるものになっているのかは不明。つなげていくしかないのだが。
読書は読書メーターで、イベント関係はGoogleカレンダー・Gメールで補ったので、かなり外部記憶に頼っている。自分だけでいろいろ思い出せる気がしない。なんだかんだyoutubeはかなり見てしまっていた気がするので、そのあたりの情報は抜けている。
映画はやっぱりもっと見たいけど全然見れていない。『DUNE』と『白ゆき姫殺人事件』と『コードギアス 奪還のロゼ』と『ホールドオーバーズ』は見た。『VRおじさんの初恋』は途中まで見た。面白かったのだが、なぜか止めてしまった。『三体』は今ちょうど少しずつ見ている所。

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読書メーターは研究者界隈とつながって読書歴がみられるのが嫌な感じがしたので、別のアカウントに切り替えた。まだあんまり感想を書く感じになっていない。そろそろちゃんと本を読んだら読んだ分だけ感想を書く感じに戻りたい。
2024年の一番の読書はやはり『三体』にしておいた。あとはミステリで夕木春央『十戒』が意外に良かった。ドナルド・キーンの『日本文学史』は含蓄があって良い。どれも1・2月に読んだものばかり。研究書関係ではまぁやっぱり松沢裕作『歴史学はこう考える』と阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』というメタな本が良かった。研究論文は結局のところ自分の論文が一番好きだと思う。不勉強でたくさん読んでいないのが大変な問題なのだが(小野将という研究者の論文がやっぱり非常に重要だというのが博論執筆を通じてわかったことではある)。

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ジャグリング丼

ジャグリングに興味ある人が集まって、わちゃわちゃできたらいいなって思って。