ここで議論していた「有限性」の問題が個人的には最も重要で、これをフィジカルAIが実現した時に、人間概念や人文学はこれまでと違うものになる。
https://juggling-mstdn.net/@jehok/112208123762920333
そういうのの実現はまだまだ先だと思っていたけど、意外と近いのかもしれないということに最近のフィジカルAIの記事とか読んだり話とかを聞いたりして思っている。
感覚器官についてはおそらく今後成果がどんどんでてくるんだろう。関連して、「記憶」を持つAIも出てくると思われる。記憶を持っていた方がいろいろな作業を効率よくできるので。
ただし、記憶はまだ「歴史的自己」を構成はしない。記憶を持つAIと歴史を持つAIの間の溝は大きいらしく(ChatGPTいわくだが)、そこのジャンプがいつ起きるかということになるのかな。
僕にとって、AIによってもたらされるショックは多分ここにあるなと思う。
歴史学に引きつけていえば、過去の出来事を歴史として語ることができるような主体になるためには、世界を「意味」をもって捉える必要があり、そのためには「有限性」が必要となる。
そのような「有限性」をAIが獲得したとき、歴史は人間によってのみ語られるものではなくなる。