『「百学連環」を読む』山本貴光著、三省堂 2016.8
読んだ。
bookmeter.com/books/11093171

西周の『百學連環』総論(明治三年)の精読講義。「現代における学術の全域を捉えなおすためのよすがとして」。ウェブ連載( bit.ly/37Bj8eA )の改稿。/読解・探索の過程を楽しみつつそれを共有していく。テキストには和漢欧の文脈が混じり合っていて、読み解きは少し欧文脈寄りではある。当時はそうだった、と納得してしまわず今の頭で考える部分も多数あり、実践的な読書。

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學/術と實/觀。裏表紙にも出ている西の図が印象的。/「道の思想史」という発想が面白かった。術もmethodも道に関係する言葉。そもそも道は文明のどの段階で生まれる言葉なんだ。/西のメモの仕方のあたりも面白い。横書き漢文。/positive(陽)とnegative(陰)を積極と消極と訳すのはやはり少し違うような気も読んでいるとしてくる。「知を連関として捉える」という意味でも失うものの多い訳ではなかろうか。

実践的に読むならば、
学(science)と術(art)を区別して並べているのが面白いところ。どちらも真理探求ではあるが、前者は知識のための探求、後者は制作のための探求。
今日言ういわゆる芸術は西の体系の中でどこにあったのか気になる。

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ジャグリング丼

ジャグリングに興味ある人が集まって、わちゃわちゃできたらいいなって思って。