「ある道具の操作が、それ以降の体の動き・位置を規定する」というのが、狭義のジャグリングでは重要なんだと思っている。
規定するというのは、単純に言えば、ある高さである場所にボールを投げたら、地面に落ちるまでのあるタイミングのある場所でキャッチしないといけないという類のこと。
投げない場合でも(ポイとかでも)、一定の規定はあるし、規定が強いほどジャグリングっぽさも出る。
規定が狭いので、狭い穴を抜けるための方法が見つけにくく、その方法が「技」として固定化されやすい。
規定が緩いと、穴の抜け方が簡単に見つけられる(その間の体の動かし方・他の道具の扱い方の自由度が高い)ので、「技」を分解しやすい。
この点で、音楽に一番近くなるというのが面白いことで、ダンスと音楽よりもジャグリングと音楽の方が近い。