クラブハウス、なんなんだか知らないが、「アーカイブ化しない」というポイントが重要なのであれば、それは小さくない動向だと思う。
それとも端的に、路上不在の世界で、路上への回帰が起こってるだけかな?
だからこそ、言葉の非アーカイブ化が欲望される中でも、動作はアーカイブ化をしていくべきなんじゃないか。
アーカイブ化された動作は、言葉と違って誰かを脅したりも、誰かに簒奪されたりも、基本的にはしない。言葉によって簒奪されてもそこには豊富な余剰が明らかにある。
体の動きは圧倒的に個人的なもので、誰かに影響を受けることも、与えることもできるけど、むりやりに意図を捻じ曲げてしまったりはなかなかできないんじゃないか。
つまり、動作は言葉と違って「簒奪」することが難しいんじゃないか。対話も難しい。瞬間瞬間、個を崩壊させなければ、変容がそもそもできない。
日本のジャグリングでは「オリジナリティー」が重視されますが、これはKOMEIさんの存在があったからこそ、だと思います。僕自身もジャグリングを始めた当初から強く影響を受けてきました。
今回の映像公演『フニオチル』では、ボールをメインとした演技をしていただく予定です。
(山下)
オリジナルな技術と、音への感性とで、KOMEIさんは国内・海外で高い評価を得てきました。日本のジャグリング大会JJFCSには合計7回も出場しているだけでなく、ゲストにも3度呼ばれています。
動画は、最新のJJF2020のゲストステージ(オンライン開催)での演技です。
https://www.youtube.com/watch?v=PQHBBeO1tyg
このように新たな技術を次々と開発できるのは、物に対して忠実であるからだと思います。「ボールは投げるもの」等との固定観念にはとらわれず、今触れている物体をちゃんと探る。ジャグラーにとっては半ば当たり前ですが、それを昔から地道に続けているからこその成果だと思います。
こちらはマスクで遊ぶKOMEIさん。
https://twitter.com/daggle_komei/status/1235884963158822912