@mimizu123
その時にマイクの先から伸びたコードは体のどこを通っているだろうか?これは人によって、まちまちであろうが私は左側である。なぜなら、その場合がもっともコードがすっきりと伸びるからである。ちなみに、真ん中の足の間を通すを想像した人はジャグリングの才能が高い。
さて、マイクを左手に持ち、左側に伸びたコードを右手に渡す時、素朴に渡すとどうなるか。
マイクを右手に持ちつつ、コードは依然として左側の状態になる。これはあまりすっきりしない。
(すっきりしない理由はあとで補う)
では、左手に持ったマイクを右手に渡しつつ、かつ、コードも体の右側に通すためにどうしたらよいか?
もうお分かりであろう。それは、ラッパーがしたように体の後ろで左手から右手にマイクをパスするのである。これは有線マイクという道具を実際に動かしてみる中でわかる性質である。
このような道具の性質を主に物の扱いを通じて発見していくことを道具批評と呼ぶ。
これを以て、
@mimizu123
このような2つの見立てはマイクの手渡しという一つの行為からどちらかに絞ることはできない。というより、一つの行為から複数の人間と物との
関係性に開いていくことがジャグリングを見るということではないのだろうか。
終