ボカロ文脈、米津玄師とかは徹底的に個人的で集団化を扇動したりしない安心感(?)というか極端さがあるけど、じんとかはわりと安易に集団へいってしまいそうな普通さ(?)があって、こわいよな。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80819
攻撃的すぎる批評で笑う。
「「うっせぇわ」が描いているのは、大人への断念であり、実際には語られることのない本音である。言うなれば、飲み会で年長者と談笑した翌日に辞表を出す若者の内面だ。事が起こったときにはそれは終わっている。コミュニケーションは必要とされない。」
ヒューマニズムって「人間であること」なのか。
https://bookmeter.com/books/14642594
【めも】
とても良かったです。演出のやり方が当たり前のものとして、特段意識せずに見ることができるものになっていて、凄いです。
物がたてる音も効果的に使われていて面白いですね。
「ジャグリング」をしていないときのジャグラーの体の使い方は、少し気になりました。
舞台でのジャグリングの魅力の一つに、「先程まで自在に動いていた物体が動かなくなってしまう瞬間」があると思っているんですが、それを意外な形で見ることができました。よかったです。
身体がないのに、原稿用紙とペンで文字を記すというのは、若干アナクロで、でも何かとても良いなと思いました。ポルターガイスト的な幽霊は、身体性がないはずなのに、とても身体性が強い存在なんでしょうか。なんだか面白いなと思いました。
「あなたをエンターテインするのに一切うかれていない演奏者たち、それが相対性理論だと思う。そう、ぜんぜん「浮かれていない」のだ。どっしりしている。私は全体主義が大嫌いな人間だから、音楽もほとんど同じ部分でジャッジする。ここには、ライブ会場のほぼ全員を同じポーズで踊らせるような「全体主義」サウンドはない。我々はただただ、天井がいきなりカパッと開いて、あろうことか天上が見えたことに、「うわー」「うわー」と言いながら個人個人で反応するだけだ。」
古川日出男評。
かっこよすぎか
https://www.youtube.com/watch?v=SHC7f8Zn8q4